買取方式のクレジットカード現金化とは
クレジットカード現金化とは、カードのショッピング枠を換金して現金を調達する金策のことです。
クレジットカード現金化の仕組みは以下の記事で解説するのでチェックしておこう!
「これからクレジットカード現金化をしたいけど仕組みが分からなくて怖い」と思っていないか?仕組みは簡単で自力でもできるのでぜひ確認して欲しい。
このショッピング利用枠を換金する方法として、ショッピング利用枠で購入した商品を買取業者で「買取依頼」して換金するというものがあり、商品を介して換金する方法があります。
この方法こそが「買取方式」の現金化方法です。
所有権留保の問題について
法律上ではクレジットカードで購入した商品は、当月の利用代金支払いが済むまで「カード会社のもの」となっています。あまり知られてはいませんが、これを法律では「所有権留保」と呼びます。
そのため、購入した商品の買取を依頼すると「まだカード会社の所有する商品を、不正に換金するという実質的な『横領罪』に該当するのではないか」という問題があり、専門家の間で意見が分かれています。
ただし、この所有権留保は大半のカード会員がその問題を知らないとされています。
また、所有権が留保されていれば、使って消費してしまった場合でも「人のものを勝手に消費した」と犯罪に問われてしまうはずです。これではカードを使う方はいなくなるでしょう。
そのため、クレジットカードの場合、基本的には所有権留保が問題とされることはないと考えられています。
所有権留保が問題となるのは、何らかの理由でクレジットカード会社へ利用した代金の支払いができなくなった場合とされています。
そのような場合は支払いが完了していない商品をクレジットカード会社へ返却することで、支払いを「免責」とします。所有権留保はこのように代金の支払いができない場合を想定したものなのです。
クレジットカード現金化でこの所有権留保の法的責任が問われたケースは過去に存在していません。
「古物営業許可番号を掲載」なら本当に安全か?
「買取」という業務は実は無断で行うことはできません。
古物営業法と呼ばれる法律に基づき、買取の業務を行う場合、各都道府県の公安委員会より「古物商許可」という免許を得る必要があります。
その際に発行される「古物営業許可番号」は古物商許可を取得した業者に掲載義務がありますので、掲載されていない場合は違法業者となります。
そのため、掲載されていれば少なくとも古物営業法を守っている業者であると言うことができます。
ただし、古物営業許可の取得はハードルが低く、個人でも可能な免許とされており、詐欺業者であっても取得しているケースがないわけではありません。
そのため、業者選びの際は他の項目と合わせて総合的に評価することが重要となります。詳しくは以下の記事をご覧ください。
クレジットカード現金化は自力でもできますが、現金化専門の「クレジットカード現金化サービス」も利用できます。 しかし、このようなサービスは「うさんくさい」と思う方も多いだろう。 …
買取方式でクレカ現金化の特徴:メリット・デメリット
買取方式によるクレジットカード現金化にはメリット・デメリットがあります。この買取方式を利用しない場合、現金化サービスのキャッシュバック方式で現金化する方法があります。
そこで現金化サービスのキャッシュバック方式と比べながら買取方式のメリット・デメリットを見ていきます。
買取方式のメリット
まずはメリットです。
メリット①:有名な店舗で選んでカードを切れるので安心
買取方式の場合、多くは自分で商品を購入することになります。
業者の場合でも業者から商品を指定されても買う場所は指定されない「おつかい」型となることも多いですし、自力で現金化する場合にも自分で換金率の商品を購入することになりますよね。
そのため、買う際に利用するお店は自分で選ぶことができます。自分で「ここなら安心してカードを利用できる」というお店を選べる、と言うメリットは大きいですね。
キャッシュバック方式では業者の店頭やサイト上でカード決済となることが多いので、この点は異なりますね。
家電やブランドアイテムも信頼できる家電量販店や通販サイトなどで購入すると良いでしょう。
メリット②:高く売れやすい商品を選んで現金化できる
こちらは自力で現金化する場合に限りますが、買取時に高く売れる商品を選んで購入することで、ショッピング利用枠を換金する際のロスを小さく抑えることができます。
業者を利用するとどうしても業者側の「言い値」で現金化することになるので、換金率はまずまずとなることも多いです。自力で現金化する際のメリットとも言えるでしょう。
メリット③:即日で現金化できるケースが多い
自力、業者問わず、「即日」で現金化できるケースが多いのも買取式の特徴となっています。
その理由は商品を購入後、その脚で店頭で買取を依頼することで即日で換金することができるためです。
ただし、これは店頭で現金化する場合に限ります。ネット通販などネット上のサービスを利用すると商品の「発送」が必要になるため、即日現金化できないで注意しましょう。
キャッシュバック方式の場合は即日現金化が基本だけど、商品の発送が必要になるケースがあり、即日で現金化できない場合もあるんだ。
買取方式のデメリット
もちろんデメリットもあります。
デメリット:「商品」を取り扱う必要がある
買取方式の場合、商品の購入と換金が基本となります。そのため、商品の取り扱いは絶対です。後に売り物となることを考えれば、破損や汚れなどには十分な注意が必要です。
このように商品を取り扱う必要があるという点がまずデメリットとなります。
また業者に商品を発送する手間もかかります。